知っていますか?お米ができるまで

レポーターの飯沼です

2015年、春。
安曇野へやってきたあづんど村編集部。

まずはじめに取り組んだのは、お米づくり!
地元農家さんのお力をお借りして
みなさんに美味しいお米をお届けしたいと思います。

そんなお米づくりの半年間をスタッフの飯沼が突撃取材。
安曇野からレポートいたします。

レポートその7 9月 収穫

田んぼが黄金色に輝き、
4月から追いかけてきたお米レポートも、
いよいよ稲刈りの時を迎えました。

稲架(はさ)かけしない機械化のすすむ米づくり

9月好日。秋晴れ。
まずは安曇野市堀金烏川にある
浅川さんちの田んぼへうかがいます。

飯沼今日は天気が良くて、よかったですね。

浅川ええ。今年はお盆開けからずっと雨が続いていましたからね。

飯沼それまでは本当に暑かった。お米にとってはどうなんですか。

浅川出穂(しゅっすい)後に猛暑が続くと、「胴割れ」といって、
米の粒に割れ目が生じてしまうんです。
だから田んぼに水を循環させて温度を下げるんですが、
そのあとは雨が続きました。田んぼが乾くのを待って刈り入れが
遅れると、それもまた胴割れのリスクが高まります。

飯沼なかなか気をつかうんですね。

浅川まあ、自然相手ですから。
まだ少し朝露が残っていますが、早速、刈っていきましょう。

浅川さんのコンバインは4条刈りといって、
4列の稲を一気に刈ることができます。
刈り取りと同時に脱穀が行われ、ワラは粉砕されて田んぼに戻されます。
かつては稲刈りと稲架(はさ)かけで一日仕事でしたが、
40aの田んぼが1時間ほどで刈り取られました。

飯沼稲刈りの風景もずいぶん変わりましたね。

浅川そうですね。このあとはお米を乾燥機に入れて、
水分量を自動調整しながら乾かします。
籾をこきおとしたら選別のくり返し。
最後は色彩選別機にかけて異物を取り除きます。

飯沼はー。すっかり機械化されているんですね。

浅川さんからひとこと

種まきから撮影が始まった事でお客さまを思い浮かべながら作業に当たる事ができました。お客様にお米を通じて安曇野を感じてほしい。このお米を食べて元気になってほしい。そんな私たちの想いがこもった自信作です!是非お召し上がりください。一口頬張ればそこに安曇野が広がります。

「今年の米?いいんじゃねえかい」

9月の連休最終日。
松川村の秋祭りが行われるこの日、
森平蔵さんの田んぼでも稲刈りが行われました。

飯沼おはようございます。
あっ、森さんのコンバインは6条刈りなんですね。
しかもキャビンつき。

いちおうエアコンとオーディオ完備。
特に稲刈りはホコリが舞って大変だから、健康対策のためにね。

飯沼すごいですね!日々の作業はたいへんですから
少しでも快適な方がいいですよね。

昔は馬耕でね、もっと昔はもちろん手でやってたよ。

飯沼バコウ…。馬ですか!

そうそう。昭和40年代にはコンバインが出てきて、
うちもすぐに導入したけど、最初の頃は修理でも
何でも自分でやったもんです。

飯沼作業の時代からすべてを経験してこられてるんですね。

今は、経営は息子にまかせてるけど、
田んぼはまかせっきりにできない(笑)。

飯沼今年は、お米に限らず農作物全般にとって
なかなか難しい年だったようですが、
森さんの田んぼはどうですか。

一部倒伏しちゃってね。
ついこないだまで大丈夫だったんだけど。
お盆明けから雨が続いて、ここ最近へきて
気温がぐっと上がったでしょう。
遅くになって窒素分の吸収が強まったんじゃないかな。

飯沼お米の出来はどうですか。

うん!いいんじゃねえかい。

飯沼そうですか! 新米をいただくのが楽しみです!

森さんからひとこと

「鈴ひかり」は、北アルプスの豊かな水と澄んだ空気の中で育てた、松川村自慢のお米です。安心・安全にこだわり抜き、みなさまにおいしいお米を届けるために、丹精込めて作りました。是非、できたての新米をご賞味いただければと思います!

いいぬまメモ IINUMA MEMO

この半年間、種をまくところからご一緒させていただき、
お米づくりってこんなに手間ひまがかかっているんだと、
本当に勉強になりました。
なにより安曇野の素晴らしい環境は宝物だと思います。
皆様ぜひ新米を味わってください!

プロジェクトメンバー

  • 浅川 拓郎さん

    30代の若手あづみ農家。
    食者如帰(食う者帰るが如し)をモットーに、作物を通してふるさとに帰ったような安心感を届けたいと、日々奮闘中。豊かな水と有機肥料中心の土で育てたお米は5年連続モンドセレクション金賞を受賞。

  • 森 平蔵さん

    日本一の男性長寿の里、松川村にて60年間お米を栽培するベテラン農家。鈴虫が生息するほど自然豊かで、お米の生産に適した松川村。
    そんな松川村の中でも厳しい基準を満たした厳選ブランド「鈴ひかり」を栽培する。

  • だいにち堂 農業事業部飯沼 宏

    安曇野市穂高在住の、だいにち堂“新米”社員。
    いつもメモを持ち歩く勉強家。
    半年間、農家さんの田んぼにおじゃましてお米作りの様子をみなさんにお届けします!